2010年03月05日

2010.02.27第8回中部キャリアカウンセリング研究大会 を開催いたしました。



2010.03.01 街頭では「お父さん眠れてる?」とメッセージの入ったティッシュが通勤途中のサラリーマンに配られました。
政府は例年自殺者が最も多いといわれる3月を自殺対策強化月間と指定し、そのアピールのためです。

11年連続で3万人を超える自殺者。うち有職者は9千人、28%弱にものぼります。(2008年度警察庁調べ)
企業のリスクマネジメント・安全配慮義務については対岸の火事ではいられません。
キャリアカウンセラーとして、このような社会にどのように貢献できるのだろうか?
どのように社員に・部下に・同僚に対処できるのだろうか?

2010.02.27 80名程のキャリアカウンセラーを中心とした、メンタルヘルスに関心のある方々が、
第8回中部キャリアカウンセリング研究大会に一堂を介しました。
中部CC20100227.jpg
テーマ:「メンタルヘルス・マネジメントの実践〜ラインケアを中心に〜」
講師:山一電機株式会社 新井典生 先生
会場:ウィンクあいち
主催:NPO法人キャリアデザインフォーラム・株式会社テンプスタッフ・ピープル

新井先生は、大手企業にて20年間ストレスマネジメント対策に向かい合ってこられ、
現在は人材育成インストラクター・心理カウンセラーを。
また大阪商工会議所主催のメンタルヘルスマネジメント検定の受験対策セットの発行に携わるなど幅広くご活躍されている方。
実践のお話がうかがえるということで期待度が上がりました。

講演は大きく6つの流れ。
1.メンタルヘルスケアの鳥瞰
2.メンタルヘルス施策
3.職場ストレスについて
4.メンタルヘルス不調について
5.メンタルヘルス不調対応
6.職場復帰支援

前半は、知識的なものなので振り返りという感じですすめられた。
後半、事例も含めてお話をすすめてくださりわかりやすかった。
数多くの事例に対処され、修羅場をくぐってこられた方ならではのお話。
一つ一つの事例が心に重くメンタルヘルスマネジメントの難しさを痛感した。
いつもと違う様子に気づく
・「重い」をキーワードにする
事例性をしっかり聞く
・三位一体で取り組む
本当に、「基本」で重要な取り組みを真摯に取り組んでいらっしゃる様子がうかがえた。


マネジメントする側のケアはどうすればよい?の質問に対し、
「セルフメンタルの知識を与えてあげてほしい」という返答があった。
先生も「自分には知識があったから、危険信号を察知できた」と語ったように、
自分の信号に気づくという力・知識は必要なのではないだろうか。

最後に先生が追加した
「願」 その一言に先生のお人柄、仕事への熱意が感じられた気がします。

私たちキャリカウンセラーは医療の専門家ではありません。ですので治療はできません。
が、治療を促すことはできます。
カウンセラーでなくてもラインケアを行っている全ての方が、職場や家族の気持ちを・体調を気遣うことはできるのではないでしょうか?

自分の心が身体が健康でなければ、人に寄り添うことはできません。
自分への対処法、そして周りの人への対処法を理解するために、自己研鑚を積まねば!!
と痛感した3時間でした。
ちびる/高松弥生
posted by NPO法人キャリアデザインフォーラム at 12:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 中部キャリアカウンセリング研究大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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